野菜を冷凍保存するのにベストな方法とは?野菜別に紹介!

お役立ち知識をご紹介

サラダをはじめ、煮物やスープなどに欠かせない野菜。

しかしスーパーで売られている野菜は、一食で使い切れなかったり保存方法に困るものです。。

暑い時期や葉物野菜なんかは、すぐに変色してしまったり腐ってしまう危険性があるので、冷凍して保存するのがおすすめです。

そこで本記事ではいくつかの野菜の冷凍方法をご紹介していきます。

冷凍はあまりしたことがない方、不安という方もぜひ本記事を参考にしてみてください。

ごぼう・だいこんの冷凍方法は?

ごぼうやだいこんは、根菜類と呼ばれる分類に分けられます。他には人参や里芋、じゃがいもも根菜類にあたります。

根菜類は繊維が多い野菜です。冷凍すると、その繊維が破壊されてしまうので、シャキシャキとした歯ごたえが減ってしまいます。

ですが、炒めや煮込み料理に使用するならほぼ気にならない程度です。

ごぼうの冷凍方法

 

ごぼうは冷凍すると食感が悪くなってしまいがちです。

ですが、ささがきや千切りにすればそこまで食感の悪さが気になることはありませんよ。

生のまま冷凍する場合(保存目安…1ヵ月)

1 ごぼうに付いている土などをきれいに洗い流します。
2 適当な長さにカットします。
3 小分けにしてラップで包みます。 (1回分ずつに包むと楽ですよ。)
4 ラップを密閉袋に入れて冷凍保存!

加熱してから冷凍する場合(保存目安…1ヵ月)

1 千切りやささがきなど、使うときの用途に合わせてカットします。
2 水に1分程度さらします。
3 キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取り、フライパンで炒めます。
4 粗熱をとってから1回の使用分ごとにラップを包みます。
6 ラップを密閉袋に入れて冷凍保存!

だいこんの冷凍方法

だいこんを冷凍すると繊維が破壊されるので、食感は少し悪くなりますが、味が染み込みやすくなるため、冷凍向きのおすすめ野菜です。

生のまま冷凍する方法(保存目安…3週間)

1 皮を剥いてから用途にあわせてカットする。
2 だいこんの水分を拭き取る
3 密閉袋に入れて、空気をしっかり抜いてから冷凍保存!

 

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ほうれん草・レタス・ブロッコリーの冷凍方法は?

これらの野菜は葉茎菜(ようけいさい)類と呼ばれます。いわゆる「葉物野菜」と呼ばれる野菜たちですね。

冷凍に向いている食材・向いていない食材があるのでいくつか見ていきましょう!

ほうれん草・小松菜・水菜 の冷凍方法

生のまま冷凍する場合(保存目安…1ヵ月)

1 洗ってから3~4cm程度にざく切りする
2 水気を拭き取ってから、密閉袋に入れて冷凍保存!

加熱してから冷凍する場合 (保存目安…1ヵ月)

1 硬めに茹でてから水気を絞る
2 3~4cm程度にざく切りする
3 小分けにしてラップに包み、密閉袋に入れて冷凍保存!

レタスの冷凍方法

レタスは一般的に「冷凍には不向き」と言われています。その理由は、解凍すると水分が出てしまうため生食ができない点と、変色しやすいためです。

ですが、以下の点に注意して、解凍後の生食を避ければ冷凍保存が可能ですよ!

1 新鮮なうちに冷凍すること
2 急速冷凍すること
3 必ず凍ったまま加熱調理すること

レタスを冷凍する方法(保存目安…3週間程度)

1 水で洗ってキッチンペーパーなどで水気を拭き取る
2 食べやすい大きさにちぎってから密閉袋に入れる
3 密閉袋をアルミホイルで包んで冷凍保存!

アルミホイルで包むことで、短時間で冷凍できる以外に、低い温度をキープすることができます。

使用する際は、凍ったまま加熱調理を行うようにしてください。スープや味噌汁に入れると、食感や水分を気にすることなく食べることができますよ。

ブロッコリーの冷凍方法

洗ったり切る作業が省けたりして、とても楽なのが冷凍ブロッコリー。生のまま冷凍すると、変色せず歯ごたえもそのまま、といったメリットがあります。

茹でてから冷凍すれば、そのままお弁当に入れられるなど調理も楽になります!

生のまま冷凍する方法(保存目安…1ヵ月)

1 食べやすい大きさに房をカットする
2 水を張ったボウルなどに入れてよく洗う
3 水分をよく拭き取る(水分が残ったまま冷凍すると、解凍後に水臭さを感じる原因になります!)
4 小分けにしてラップに包み、密閉袋に入れて冷凍保存!

解凍したら必ず加熱調理をしてから召し上がってくださいね!

茹でてから冷凍する方法(保存目安…2か月)

1 食べやすい大きさに房をカットする
2 鍋に湯を沸かして塩を入れ、ブロッコリーを投入する。塩の量はブロッコリー1株に対して小さじ1程度
3 30秒~1分程度茹でたらボウルに移す
4 粗熱をとってから水気を切り、ラップに包む ※
5 密閉袋に入れて冷凍保存!

※ブロッコリーの房が崩れやすいので、力を加えすぎないように注意してください

茹でるとブロッコリー本来の食感や栄養素が多少失われるという欠点はあります。

下記ブログでは、冷凍野菜と生野菜の栄養価の違いや栄養を逃さないための冷凍方法をご紹介しています♪

「冷凍野菜にも栄養はある?生野菜との違い」記事を読んでみる!

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きゅうり、なすの冷凍方法は?

きゅうりやなすは「果菜類」と呼ばれ、実り野菜と呼ばれることもあります。トマトやピーマンなど、実のなる野菜のことをいいます。

あまり冷凍するイメージのないきゅうりも、冷凍すれば少しだけ期限を延ばすことができますよ。

きゅうりの冷凍方法(保存目安…2週間)

やはり水分が多いので、他の野菜と比べて保存目安は2週間と短めです。早めに使ってしまいましょう!

1 きゅうりを薄切りにする
2 塩でもむ
3 さっと水で洗ってから軽くしぼる
4 小分けにしてラップで包み、密閉袋に入れて冷凍保存!

 

なすの冷凍方法

なすを冷凍すると、繊維が破壊されるので味が染み込みやすくなります。煮びたしや蒸しなすにするのがおすすめです♡

生で冷凍する方法(保存目安…1ヵ月)

1 ヘタをとって食べやすい大きさにカットする(皮に切り込みを入れておくと、味が染み込みやすくなります!)
2 水を張ったボウルに10分程度さらしてアクをぬく
3 水気をよく拭き取ってからラップで包み、密閉袋に入れて冷凍保存!

焼いてから冷凍する方法(保存目安…2週間~1ヵ月)

1 なすの皮に切り込みを入れる
2 グリルやフライパンで皮が黒くなるまで焼く
3 皮をむいて、粗熱をとってから食べやすい大きさにカット
4 小分けにしてラップで包み、密閉袋に入れて冷凍保存!

焼く前にカットして、油でサッと炒めるのもOK!

調理する際は、室温解凍か冷蔵庫解凍を行うか、凍ったまま調理しましょう。

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正しく冷凍して、料理をもっと楽に!

冷凍野菜があれば、毎日スーパーに行く手間が減ったり、疲れているときでも楽々調理ができます。

保存目安を守り、なるべく早く使い切るようにしましょう。

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