豚肉を1回で使い切れないときは、どのようにして保存しているでしょうか。
例えばまとめ買いをして、気づいた時には賞味期限が近づき、消費しきれないという経験をした方もいるかもしれませんね。
今回は、豚肉の冷凍保存方法のポイントを解説します。
事前に知識を入れておいて、なるべく美味しく食べられるように準備しておきましょう。
豚肉冷凍のポイント
豚肉を冷凍するときには、次のポイントを押さえておきましょう。
①買ってきたらすぐに冷凍する
②冷凍するときは小分けにする
冷凍するとき、パックのまま冷凍してしまう方もいるかもしれませんが、それは誤った方法です。
パックの中には、「ドリップ」と呼ばれるに肉から出てくる赤い液体が溜まっている場合があります。
このドリップが少量でもあると、臭みの原因となるため、一度パックから出して、冷凍前に取り除くことがベストです。
冷凍するタイミングは、なるべく買ってからすぐにしましょう。
肉の鮮度は時間が経つごとに落ちていきます。
賞味期限が近づいたから冷凍しようと考えるのは誤りです。
買ってから賞味期限までの間に雑菌が増えてしまっていることも考えられます。
また、早く冷凍ができるように、極力重ならないように肉を広げ、小分けでラップに包むようにしましょう。
種類別の冷凍方法
基本的に、買ってすぐに小分けで冷凍すれば問題ありませんが、種類によって上手に保存する方法に違いがあります。
手間でなければ、こちらについても実践してみましょう。
薄切り・細切れ肉
肉の表面の水分をふき取り、一人分ずつ小分けで保存します。
ラップになるべく肉同士が重ならないように広げ、包みます。
密封できるように、保存袋へ入れましょう。
ひき肉
ラップを広げ、薄く伸ばして広げます。
なるべくひき肉とラップに隙間ができないよう、ピッチリと包んでから、保存袋に入れましょう。
厚切り肉
とんかつやとんてきなどに使う厚切り肉は、水気をふき取り、1枚ずつラップで包んで、保存袋に入れて冷凍しましょう。
かたまり肉
角煮やベーコンなどに使うことができるかたまり肉は、そのままでは大きいため、適度な大きさにカットしてから冷凍します。
例えば、ベーコンや焼き豚に使うのであれば、大きめのかたまりのままラップで包んで保存袋にいれます。
角煮やカレー、シチューなどに使いたいのであれば、1口のブロックにしてから小分けして、ラップに包んで保存袋にいれてもいいでしょう。
冷凍保存した豚肉の賞味期限
冷凍した豚肉の賞味期限は、豚肉の状態によって異なります。
加工されているのか、未加工なのか、ひき肉なのかで期間は変わってきますので、下の記事を確認してみてください。
冷凍保存した豚肉の賞味期限について
豚肉の冷凍保存方法
豚肉の冷凍保存は適切に行わないと、保存できる期間にかなりの差が出てきます。
冷凍保存のポイントを知りたい方は下の記事を参考にしてみてください。
豚肉の冷凍保存方法を紹介
冷凍してもなるべく早めに使い切る
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで豚肉の保存方法がご理解いただけたと思います。
冷凍すれば、買ったときよりも保存期間を伸ばすことができます。
しかし、肉の酸化によって、鮮度は落ちてしまいますので、あまりにも長期間放置せず、1ヶ月以内を目安としてなるべく早めに使い切るようにしましょう。
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幼少期からつまみ食いを極め、食べる事が大好き!特に揚げ物が大好きで、好物は天丼です。「体型は隠せても食欲は隠せない」をモットーに食に勤しむ日々です!
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