ゆいぺこです!
もうすぐ桜の季節ですね~。皆さんは、桜と言えば何を思い浮かべますか?……「桜肉」!ですよね!??(圧)
この記事では、馬肉の歴史と、「桜肉」の由来についてまとめていきますので、一緒に学んでいきましょう!
馬肉と日本人の歴史
その歴史は約2000年前の縄文時代にまで遡ります。馬は当初、モンゴルより家畜として日本にもたらされたと言われています。
ですが675年に天武天皇によって肉食禁止令が出された以降は馬肉の食用は一時的に制限されていました。
その後、馬肉・馬刺しが再び食べられるようになったのは1597年ごろのことです。ルーツは熊本城を築いた加藤清正にあります。清正が朝鮮出兵へ行った際食料が底をつき、仕方なく軍馬を食したことが馬肉解禁の始まりと言われています。その馬肉の美味しさに気づいた清正は、熊本へ帰ったあとも馬肉・馬刺しを好んで食べたそうです。そのため熊本をはじめ九州全体に馬肉が広まったとされるのが有力な俗説だそうです。
そして現在でも、九州は馬肉の主な生産地となっています。
馬肉はとってもヘルシー!栄養も豊富なんです。
馬肉のカロリーは1gあたり1kcalととってもヘルシーなんです。100g食べてもおよそ100kcal。牛肉100gのカロリーが約338kcalなのと比べると、カロリーの低さは歴然です。
そして何より高タンパク。牛肉100gあたり14.4gのタンパク質が含まれているのに対し、馬肉は100gあたり20.1gのタンパク質が含まれています。低カロリーなのに高タンパクなイイとこどりなのが馬肉です!
さらに馬肉には1日の摂取目安量を超える鉄、ビタミンB12、セレン、ナイアシン、そしてカルシウム、亜鉛などの栄養素が含まれています。
また疲労回復に効果的な栄養素も豊富に含まれており、血流が良くなることで精力が高まるとされています。
馬肉はどうして「さくら肉(桜肉)」と呼ばれるの?
馬肉のユッケを「さくらユッケ」と呼ぶように、馬肉は別名「桜肉」とも呼ばれています。その由来は様々あるようです。
①馬肉の色説
馬肉には鉄が豊富に含まれています。鉄に含まれる「ヘモグロビン」は、空気に触れて反応すると、鮮やかで綺麗な桜色になることから、という説です。
②盛り付けたときの見た目説
切り身を並べると桜の花を連想させるから、という説です。
③桜の季節に美味しくなる説
動物は寒いと餌を多く食べて脂肪を蓄えようとします。馬も同じで、冬を超えたあとの桜が咲く季節が一番脂肪がついていて美味しい、という説です。
④坂本龍馬の都々逸(どどいつ)説
都々逸(どどいつ)とは、三味線に合わせて「7・7・7・5」の26音で唄う民謡の一種です。その昔、坂本龍馬が酒宴で「馬に桜」という内容の都々逸を唄ったことから、という説です。
⑤肉食禁止時代の隠語説
江戸時代以前、馬肉のみならず肉食が禁止されていたころ、堂々と肉食ができないため、猪を「ぼたん」、鹿を「もみじ」、馬を「さくら」と呼ばれていた説です。
⑥千葉県の佐倉(さくら)説
千葉県北部に位置する佐倉市。その昔、立派な馬を飼育していたことから「馬と言えば佐倉(さくら)」が定着したのでは、という説です。
…諸説ありすぎですね。。。実はほかにもまだまだありますが今回はここまでにしておきます!
馬の分類は「体の大きさ」!
馬は体重や活躍する場に応じて分類がされています。
①軽種
体重約400~500kgの馬を指します。
主に競走馬として活躍し、軽くて素早い動きが特徴です。
②中間種
体高は軽種と変わりませんが、体重は約400~700kgとばらつきがあります。
運動能力は軽種に劣りますが、温厚な性格で乗用馬や馬術競技などで活躍します。
③重種
体重が800kg~1tを超える馬を指します。
機動力の高さから、古くから農耕や馬車で活躍しています。
④ポニー
福島・会津の馬肉は何が違う?
馬に感謝。馬肉を食べて元気になろう!
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また更新しますー!
幼少期からつまみ食いを極め、食べる事が大好き!特に揚げ物が大好きで、好物は天丼です。「体型は隠せても食欲は隠せない」をモットーに食に勤しむ日々です!
みなさんと一緒に学びながら美味しい記事をお届けしていけたらと思います!