ブロッコリーはサラダをはじめ、いろいろな料理に使えて便利な野菜で、さらに栄養価も高い優れものです。
しかし、スーパーで売られているブロッコリーはサイズが大きいものが多く、一度で食べきるのは少し大変という声も。
ブロッコリーは冷蔵庫で放置すると変色していくため、冷凍して保存するのがおすすめです。
そこで本記事ではブロッコリーを冷凍保存する方法を紹介します。
これまで冷凍保存をしたことがなく、不安という方もぜひ本記事を参考にしてみてください。
生で冷凍する方法
ブロッコリーを冷凍保存するには、生で冷凍する方法と茹でてから冷凍する方法の2種類があります。
生のまま冷凍すると、変色せず、歯ごたえがなくならない、加熱しないのでビタミンが損なわれない、といったメリットがあります。
ブロッコリーをよく洗う
まずはブロッコリーを茎から切り離し、食べやすい大きさの房ごとに切り分けていきます。房が大きいものは軸に切り目を入れて手で割きましょう。
水を張ったボールのなかで揺するようにしてブロッコリーをよく洗います。
水分をよく拭き取る
ブロッコリーを水から上げたあと、クッキングペーパーなどを使ってしっかりと水分を拭き取っていきます。
水気が残ったままになっていると解凍したとき水臭く感じる原因になります。
ラップにくるんで保存する。
水気をとったものを3~4房ずつくらいに分け、ラップに包んでからフリーザーバッグに入れて冷凍庫で凍らせます。
保存袋に入れるときは房同士が重ならないよう、詰め過ぎには注意してください。
茹でてから冷凍する方法
ブロッコリーは茹でてからでも冷凍することができます。
茹でるとブロッコリー本来の食感や栄養素が失われるという欠点はありますが、型崩れしにくくなり、生の場合より保存期間が長くなるというメリットがあります。
ブロッコリーを茹でてから冷凍する場合、まずお鍋に塩を入れた水を用意して火にかけ、お湯を沸かしてブロッコリーを入れます。
茹でる時間は30秒~2分ほどで、さっと湯掻く程度で十分。
茹ですぎると水っぽくなったり、食感も悪くなってしまったりします。
あとは生のときと同じように、水気をよく切ってから冷凍します。
ブロッコリーを冷凍するときの注意点
続いては、冷凍保存する際に気をつけるポイントを紹介します。
花蕾が壊れやすいので注意する。
花蕾(からい)とは植物の株の先にできる花と蕾を表す言葉で、ブロッコリーの特徴的な房のことを指します。
独特な食感のもとにもなっているブロッコリーの花蕾ですが、とても崩れやすいので要注意です。
水洗いするときや水分を取るときなど、壊れないよう力加減に注意し、冷凍庫内にものが多いときはラップでくるんだ後、容器に入れて冷凍すると良いでしょう。
期限内に使い切る
ブロッコリーを冷凍したときの使用期限は生のままなら1か月、茹でた場合でも2ヶ月となりますので、この期間内に使い切るようにしてください。
使う時、事前に解凍すると水気が強すぎてしまうことがありますので、凍ったまま使用するのがおすすめです。
冷凍するときは短時間で行う
ブロッコリーの食感を損なわないためには、短時間で凍らせる必要があります。
冷凍中は冷凍庫をむやみに開け閉めしないようにしましょう。
さらに早く冷凍したい場合は、ラップにくるんだブロッコリーをアルミホイルに包む方法や、金属製トレーを使って凍らせる方法もあります。
冷凍野菜と生野菜の栄養素の違い
冷凍すると野菜の栄養素が減ってしまうのではないかと思っている方もいると思います。
こちらの記事で冷凍した野菜と生野菜の栄養素の違いについて紹介しているので、気になる方は確認してみてください。。
冷凍野菜にも栄養はある?生野菜との違い
ブロッコリーは長持ちする冷凍保存がおすすめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、ブロッコリーを冷凍保存する方法をご理解いただけたと思います。
冷蔵なら数日で使わないといけない野菜でも、冷凍保存すれば保存期間が断然長くなるのでおすすめです。
生と茹でたときとでは食感や型崩れのしやすさ、栄養素などが変わってきますので、どちらかお好みの方法を試してみてください。
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幼少期からつまみ食いを極め、食べる事が大好き!特に揚げ物が大好きで、好物は天丼です。「体型は隠せても食欲は隠せない」をモットーに食に勤しむ日々です!
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